systemdへの移行で四苦八苦する

アップデート後、 Walked on cycle path to ・・・ というメッセージが起動中ずっと流れてブート完了しない状態に陥りました。以下で解決
ヒントは#634472 - systemd doesn't start dbus.socket - Debian Bug report logs
#622394 - nfs-common: breaks systemd - dependency cycle in require-start leads to removal of critical jobs - Debian Bug report logs
通常起動中のメッセージをキーボードのScrLKでとめて見てみると、Walked on cycle path to libdevmapper1.00.service/start という行がありました。このinit用設定ファイルがsystemdに干渉しているようです。
パッケージをいじる必要がでてきたため、Debian インストールCDを作成しrescue mode から起動します。(1つめのisoです。)
/etc/init.d を覗いてみると libdevmapper1.00があります。さらに dpkg -l |grep libdevmapper だとこれよりも新しい番号のlibdevmapper1.02-1 があるので削除を決行。
apt-get remove libdevmapper1.00
dpkg --purge libdevmapper1.00
これで無事起動ができるようになりました。
実は1ヶ月前くらいからXが起動しなくなり、色々試していた間に今回の起動不良にも出くわしてしまいました。この後、nvidiaのドライバをaptで入れなおしたらあっさりとXも起動。
約10年にわたってtestingで使っていて、さらには稼動PCを移したりしましたのでいらないパッケージ、設定ファイルなどがあるはず。こういう場合はインストールしなおしたほうが早かったりするのですが、もったいないので試行錯誤することに。
それにしてもpotatoのインストーラCDから比べると今のDebianは相当やさしくなっていますね。