デュアルブート環境のOSクローン

  • 作戦2 旧SSD追加

前の投稿ではSSDのリプレースを行ったが、今回は余ったSSDを別のPCへ追加してLinuxWindowsSSDごとに分ける。

元のSSD環境は次の通り。おのれWindows10 なんじゃこの構成は。しかも有効な回復パーティションは400MBほどしかない先頭のやつである

  1. Windows回復
  2. EFI
  3. MSR
  4. Linux /
  5. MSR
  6. Windows10
  7. Windows回復

これをこうする

1stSSD

  1. EFI
  2. Linux /

2ndSSD

  1. EFI
  2. MSR
  3. Windows10
  4. Windows回復
  • Windows10

まずはLinux内のGpartedで2ndSSDにEFI用のFAT32と空のパーティション3つを作り、ClonezillaでMSR、Windows10、Windows回復をpartition to partitionでコピーする。MSRは元のサイズのままとしたが他はサイズ変更した。EFIをクローンしないのはUUIDが同じパーティションが2つあるとLinux上でGrub-EFIのインストール先がわからなくなるためだ。EFIについては、2ndSSD以外のストレージ接続を抜いた後、Windows10 USBインストーラから修復を使って新規作成した。今回は問題なく認識した。

Gparted USBメモリを作成し、USB起動でLinux /を1st SSD目いっぱいまで拡張した。だが、EFIはWindows10回復パーティションを削除して広げてもFAT32がpartedのエラーで広げられなかった。
そこでいったんLinuxを通常起動し、/boot/efiをアンマウント、GpartedでEFI領域をFAT32で再フォーマット、/etc/fstabの/boot/efiを新UUIDで書き直して再マウントし、Grub-EFIを再インストールする。
GRUB 2 - Fedora Project Wiki
dnf reinstall grub2-efi shim
grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/fedora/grub.cfg