原発再稼働要請 遅すぎる表明と狭すぎる範囲

ようやく原発再稼働要請が表明されたが、その内容が関電管内の2基だけという寂しい内容だった。経済の影響と停電のリスクをいうのならば、もっと早く表明すべきだった。いまから再稼働へ動いてもスケジュールどおりですら必要なときには間に合わず、おそらくは予定通りに出力が得られず、フル稼働までは8月中旬までずれこむ想定をしなければならないだろう。
エネルギー安保を担う政府として表明するのであれば、このくらいは出して欲しかった。

  • 全国の原発を可能な限り再稼働へ動かし、連続運転の続く火力をメンテナンスに回せるようにさせ、需要に備える。
  • 廃炉にする原発、新造する原発原発エネルギー戦略明確化
  • 核廃棄物最終処分場の立地設定、周辺汚染地域の国有化と賠償(遅かれ早かれ福島の原発立地近くになると思うが)