2011年のパソコン選びに向けて何が必要なのかまとめてみる

手持ちのパソコンは4年くらい前に買ったエントリークラスで、最近何をするにももたつくのが気になり始めた。来年こそは買い換えたいので、何がパソコンの機能として必須なのかまとめてみる。

2TB越え、GPTブートでいよいよ脚光を浴び始めるのではと。パソコンをレコーダー代わりに使うと2TBを越えるような"HDD"を使うのが馬鹿げた話じゃなくなるんですよ。ほんとに。今はセクタでかいのを使えばいいじゃんという雰囲気になっているのですが、アライメントの話があったり。もうすっきりと次世代規格に移ってほしい。

  • SATA3.0 ・・・最低1port

6Gbps転送が可能な規格のやつ。外部チップ頼みだったものが、AMDはついに統合を始め、Intelはようやく来年から本腰を入れ始める模様。HDDでは当分持て余す規格ですが、SSD使用下では半ば必須の条件なのでチェックリスト入り。

  • HDMI or Display Port

Intelら大手ベンダー、2015年までにアナログRGBを廃止 | スラド ハードウェア
なんでもこんな話が。てっきりHDMIでモニタのインターフェースが統一されるのかと思ってたのに。そういえば、最近のグラボの端子欄にこれが入っていますね。モニタを買い換えるときには要注意ということでしょうか。

  • USB3.0 ・・・になにやら臭い動きあり

2010年、パソコンにのっているこいつのポート数がなかなか増えなかったのは、これもまたSATA3.0と同様に外部チップ頼みだったから。で、2011年にUSB2.0が駆逐されるのかと思っていたけれど、IntelSandy Bridge対応チップセットでも乗らなかった。(次のIvy Bridgeという話も。そこまで待てない・・・)どうやら現在、Intelは"Light Peak"というものに御執心らしい。
【元麻布春男の週刊PCホットライン】近くて遠い光I/O「Light Peak」 - PC Watch
じつはUSB3.0は規格上のケーブルの最大長さがUSB2.0より短くなってたり(ここ参照)、径が太くなってたりと、さすがに伝送速度の限界に来ているのでは?と思えるふしがある。というわけで光ファイバが登場という話のこと。Web上の話を見ていくと実験室レベルではなく、試作レベルまでできているようだ。
Intel's Light Peak prototype hardware
となると、AMDに比べてSATA3.0の統合が遅れていたり、USB3.0をなかなか統合しようとしないのもLight Peakを本命とみているのでは・・・と推察できる。ゆくゆくは、HDD&SSDとか外部ポート、モニタ接続も目論んでいるようですし。
Light Peakは光るのか | 日経 xTECH(クロステック)
というわけでAMD様 早めのUSB3.0統合 切にお祈りいたしています。
Light Peak、当面は光ファイバを使用せず | スラド
なんかこんな話もでてきたりと・・・ 混迷してますねぇ。ただ、近々にUSB3.0が必須なデバイスの見込みがない(デジタル放送でもUSB2.0で充分)ので、USB3.0はなくてもいいかなぁ。