あの業界のことを考えてみる

いまデジタルミュージックプレーヤーと呼ばれるものとそれに入れるための音楽配信がとても流行っていますね。(日本を除く)

  • レンタルに勝つ

日本のメーカーがこの手のプレーヤーと音楽配信の成功を願うのであれば、彼らはまずいままで築き上げてきたレンタルからMDへコピーというシステムを否定しなければなりません。つまり
レンタルショップ→CD/MDコンポ→ポータブルMDプレーヤー
よりも
オンラインストア→なんらかのソフトウェア→ポータブルプレーヤー
が便利だと言うことを多くの人達に認識させる必要があるのです。

  • 購入方法

音楽配信を成功させるためには、CDをレンタルしてくるよりもオンラインストアで買った方が総合的にみてコストが少ないと納得させることが必要でしょう。もちろん低価格である必要もありますが、なんといってもデータが簡単にとりまわせるかということに掛かってくるかと思います。

  • データの管理

手持ちの音楽が増えるにつれその管理は面倒くさくなっていきます。そこを補うのがソフトウェアなのですが、これは初心者でも簡単に使えて熟練者があつかましく感じないものである必要があります。さらには自由に機能を拡張できることも必要でしょう。

  • プレーヤー

ファイル形式がどのようなものであっても、別の形式に変換することなく再生できるものが求められていくのではないでしょうか。
とはいえ一番大切なことは

  • 正規のユーザーにDRMの存在をまったく感じさせないシステム

だということ(理想論ですけどね)