死ぬ死ぬ詐欺について一考

http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20061006
簡単にまとめると

  • 叩かれている人達がかわいそう
  • なんで助けようとしないの
  • 補助とか制度とかで守られている人達はいいけど子供の臓器提供はこの国だと無理だから外国にいかないとならないんだよ。だからお金がかかってとてもひとつの家族じゃ払いきれないんだよ
  • ちゃんと募金を運用しているところはたくさんあるよ
  • 外国には日本みたいな健康保健制度はなくてお金が大変な額になるんだよ

いま、ネット上で批判が吹き荒れる中このような投稿をすることは非常に勇気がある行動だと思う。これらの異見は的を得た発言であり善意と募金についての正しい認識であるわけで誹謗中傷を繰り返している輩に是非とも一読させたい。またこのような人間がいるということはこの国の未来は明るいと感じた。
だが、ちょっとまってほしい。そもそもなんでこの問題が出てきたかということだ。
たしかに外国に行って臓器提供を受けるということは家族に大変な負担となるということを否定できないし、そのための募金であれば協力したいと思う。しかし多額のお金がデポジットにより戻ってくること、募金の使用状況が他の団体と比べて見えにくいことを踏まえると募金を集めた側にはそれなりの説明責任があることは事実であろう。善意の上で成り立つことであり募金の残高、使用状況、繰越、他人への適用を明らかにすることは当然の責務である。