ひでぇ世の中だ

  • 両雄ローエンドグラボ出揃う が・・・

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両陣営から最新世代のローエンドグラボが出そろった。いずれにしてもFHD環境で大抵のゲームが普通に動くようになったのは通過点を完全に突破したと思う。次はオンボ環境で60FPS、デスクトップ120hz以上、デスクトップ4k 60FPS対応のどれかがローエンドグラフィックの通過点になるか。
ただ、もともとこのモデルが付くクラスは予算のおまけで買えて、画面出力できることがメインでゲーム機能はおまけだったはず。そのクラスでゲーミング性能の優劣を求められているのは、この値段に対して世の中が想定している状況に見合っていないことの裏返しである。かたや3万、向こうは5万のグラボで買えるはずだったクラスはこれではないんだよね。この状況で割を食っているのがライトPCゲーマーだけというのは残念な事態である。
「また値上がりです」(1/29)・・・・複数ショップ店員談 - エルミタージュ秋葉原
出た当初の仮想通貨はどこからも独立した通貨という建前で、独立した通貨体系ができると期待を寄せていたが、結局は資本の集中を助長させただけではなく、資源とネットワーク、電力に寄生し善玉菌のはずだったものが今や社会の寄生虫である。一刻も早く駆除しなければならない。

  • 高性能の代償

最近ホットな話題が最新Intel環境でCPUが曲がってしまうとのこと。市井の対策としてロックを緩める設定にして曲がりを抑制する方法が出回っているが、個人的には長期的な面でかなりアブないと思う。
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Intel LGAのロック構造を見るに材料力学でいうところの両持ち梁で検討できる範疇に落とし込めると思う。この話は教科書の数ページをめくるだけですぐ出てくるのでそんなに特殊な事例ではない。そのくらいポピュラーな構造なのにこの状況が想定されていないのは無理がある。つまり設計段階でこの状況が起こることは想定済みのはず。たぶん今回の形状の都合で一番弱くなるはずの短辺・・・ロックで抑えられていなくて反りでいうと浮き上がる側の接触に必要なソケット側ピン接触が今のレベルで押さえつけないと到達しないのでは?長期的にみると接触不良でPCが不安定になることが容易に想像できる。
当然寸法のばらつきもあると思うが、それくらい設計段階で想定済みの範囲と考えるのが自然だろうし、中央にいままであったソケット側の支えを作れなかったのはそのためだと思う。で、設計レベルの解決策としては短辺側にもロック機構をつけることが一番いいかと思うんだけどなんでやらなかったんだろうね。
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やっぱりコスト面がでかいのだろうか。ある長方形LGA CPUは周囲を抑え込む構造+締め方の指定とトルク管理をしているれべるだからね。