マスコミが自殺報道をする意味は皆無ではないのか?

  • 本当に世間は自殺の情報を知りたがっているのであろうか?

昨今、世間を騒がせている有毒ガス発生による自殺であるが、これをインターネットに情報がありそれが自殺の原因であるとした構成の仕方がマスコミの報道に見られる。しかしながら有毒ガスと自殺を世間の認識として結びつけたのはマスコミの報道ではないのか?ましてや自殺の手段、そして自殺自体の報道をマスコミがわざわざする必要性があるのだろうか?毎回そうなのだが、自殺がマスコミによってセンセーショナルに取り上げられた後、類似した自殺が連続して起きる傾向がある。
先日あるテレビで「有毒ガスの作成方法を載せているウェブサイトは自殺幇助ではないか」という意見が述べられていたが、それなら、自殺の手段ー有毒ガスと自殺を結びつけた報道は自殺幇助ではないのであろうか?報道の責任のあり方について考え直すときではないのか?
追記:放送、新聞報道責任論はいたるところで見られます。
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