P2Pからダウンロードしたソフトウェアインストーラがマルウェアになっていて個人情報流出

http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52256874.html
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52259138.html
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52259504.html
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52260674.html
P2P上に出回っているソフトウェアの中にインストーラが改造されているものが混じっていて、それらを違法ダウンロードしてインストールするとオンラインアクティベートに見せかけた個人情報記入欄が表示され、入力した内容、ブックマークや使用ファイルの履歴、スクリーンショットを撮られて専用のサイトにアップロードされ全世界に公開されるというのが今回のマルウェアの手口。スクリーンショットが流出してしまうのはキンタマ系のウィルスの伝統芸だが、今回の手法はそれとは異なり架空請求詐欺のような手法がとられているところに注目すべきだろう。要するに人間の警戒心の穴をついたソーシャルクラックの要素が強い。
今回は愉快犯とも思われるところにとどまっているようだが、悪質な場合は手に入れた情報を元にゆすりやたかりに合う危険性もある。P2Pだけでなく手口が広まる可能性も十分あるので個人情報のやり取りには常に気をつける必要がある。
(追記)犯人捕まったようです。
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52319449.html
「暴露ウイルス」を作成した男性2名が逮捕される | スラド セキュリティ