LinuxでのNTFS読み書きまとめ

LinuxでのNTFSアクセスについて、自分の知識が2003年頃ベースで止まっているので改めて調べてみた。そのころは読み込みOK、書き込みDangerな状況だったのだが・・・ 今はntfs-3gで読み書きともに期待できる。詳しくは下記。
まずは、自分のマシンで入手できる(入っている)NTFS関連のパッケージがいくつあるのか調べてみると以下のとおり。
LinuxカーネルNTFSドライバ
○ntfsprogs
ntfs-3g
の3つがある。これらは関連性のあるパッケージではなく、個別利用できるようだ。それぞれについて調べてみると
カーネルNTFSドライバ

調査中。2.6.37のソースに入っているドキュメントを見るとバージョン2.0.0からカーネルに入っている???

ntfsprogs

NTFSマウントだけでなく、様々なNTFSツールの詰め合わせ的なもの。2007年のバージョン2.0.0が公式の最終リリースの模様。プロジェクトページは現在そのほとんどが下記のTuxera社ページに移動するようになっている。

ntfs-3g

組み込み向けのNTFSドライバを提供しているTuxera社が開発しているもの。元々のntfs-3gは、ntfsprogsの開発者がntfsprogsからforkして始まったとのこと。その後Tuxera社を設立して今に至る・・・

更新されないからだめかというとそうでもないが、しかしntfsprogsのサイトがntfs-3g開発サイトに移動するようになっていること、現在もntfs-3gが更新され続けていることから、状況から判断するとntfs-3gを使うことが正解と思える。
今現在、LinuxからのNTFS書き込みはDangerではなく、かなり安定しているように受け取れる。NTFS領域を用意して実際にチャレンジですね。