Thinkpad T14 Gen4 AMD Debian インストールの巻

woodyは覚えていたけどstretchも最初からインストールをやっていたのか
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  • インストール

今回はDebian 12「bookworm」をUSBメモリからインストール。SecureBoot無効化は忘れずに実施。
EFI領域を多め(2GB)に取っておきたくパーティション切りは手動。EFI領域はファイルシステムの中からEFIシステム領域 ESP を指定すればよかったようだ。これをやることで先頭に1MBの空パーティションと指定したESP領域ができる。この1MB空パーティションは仕様とのこと。
その後ルートパーティションを設定すれば、あとはガイダンスのとおりに処理を進めて完了。woodyと比べるとDebianもほんとに楽になりました

  • 初期状態

ネットワーク、サウンドGnome環境+iBus日本語入力が立ち上がる。いまでは当たり前のことになりましたが20年くらい前は当たり前じゃなかったんだよな

  • KDE + Wayland + 日本語環境

標準ではibusが入るのですがKDEのWayland環境では使用できず、Fcitx5を使うことになりました。しかしKDE設定の入力デバイスー 仮想キーボードから設定してもKDEアプリケーションでは入力できてもFirefoxChromeでは変換できず。色々調べてFcitx5のqt、gtk関連パッケージを入れても改善しない。
ちなみにこのへんは設定済み。ja/I18n/Fcitx5 - Debian Wiki
fcitx5-diagnoseを実行するとexport GTK_IM_MODULE=fcitx せよとの指示だった。
環境変数 export GTK_IM_MODULE=fcitx を入れたターミナルから起動するFirefoxは入力できるようになることから、環境変数を設定することで妥協します。
www.nofuture.tv
を参考に、$HOME/.config/plasma-workspace/env へシェルスクリプトを入れてFirefoxChromeの日本語入力ができること確認。KDE設定の自動起動からシェルスクリプトを指定するとできないのでこれがbetterかと。

#!/bin/sh
export GTK_IM_MODULE=fcitx

  • fcitx - mozc デフォルト状態

動くようになったもののmozcデフォルト状態がイマイチ。mozcを右クリックしKDE由来と思われる設定画面からデフォルトを直接入力としたのですが、KDE関連はひらがな、GTK関連は直接入力となってしまいました。直し方が不明のためデフォルトでひらがなだと困るterminalはkonsoleからMATEインストールでくっついてくるmate端末へ切り替え。